【英語ぺらぺら君中級編(配送版) 】 歴代米国大統領の元通訳が教える英会話
 目先を変えるためか、一般的な三人称、シャーロック・ホームによる一人称によって書かれたものもある、最後の短編集だ。ただ、やや迷走気味で、シャーロキアンからの評価も辛口。大作家といえ、すべて傑作を書くわけにもいかないだろう。それでも、正典だ。そこいらの外典は足元にも及ばない。
 コナン・ドイルは、シャーロック・ホームズを通じて、推理小説におけるトリックのほとんどを完成させたとされている。相棒ものの走りでもある。スパイものでおなじみの変装もそうだ。さらに、データと論理に基づく科学的捜査手法は、実際の警察活動においても基礎になっているとのこと。
 誕生から100年経っても人気は衰えていない。今後100年経っても同じことではないだろうか。

シャーロック・ホームズの事件簿

The Case-Book of Sherlock Homes
1927



高名な依頼人 The Illustrious Client

白面の兵士 The Blanched Soldier

マザリンの宝石 The Mazarin Stone

三破風館 The Three Gables

サセックスの吸血鬼 The Sussex Vampire

三人ガリデブ The Three Garridebs

ソア橋 Thor Bridge

這う男 The Creeping Man

ライオンのたてがみ The Lion’s Mane

覆面の下宿人 The Veiled Lodger

ショスコム荘 Shoscombe Old Place

隠居絵具屋 The Retired Colourman